HAKUBA GW-PRO RED 評価レビュー
HAKUBA ハクバのカメラバックを初めて購入しましたが、作り込みの良さが際立つ使い勝手の良い製品でした。 以前から使っているKATAの代替となるので同じような使い勝手になるものを探していました。現行品ではなく、旧型のものだと思いますが十分満足のいくカメラバックで、次回もハクバのカメラバックは間違いなく候補になるものと思います。
まず、外観のぱっと見と触れた感じについて。
あえてブラックにせず赤。実際には控えめな迷彩柄です。特にこのカラーにしたのは意味はありません。ちょっと固めのしっかりした生地と縫製。その分、少し重いですがこんなものでしょう。デザインは気の良さも相まってカジュアルながら高級感があると思うけどどうでしょうか?(実際、安くはないので当然か)内部はグレーです。ホントは、黄色とかオレンジとか鮮やかな物が好きです。
外寸法:約W460xH340xD260mm 大きさは理想通り上蓋からカメラを取り出せる機能もあり。
KATAのカメラバックの後継として使いたいのでサイズ感は同じようなものになりました。
背面には、ジッパー付きポケット、キャスターハンドルにつけるホールがある。
背面上部と側部上にハンドルがある。側部のハンドル付きは初めてだが使い勝手は良さそう。
両側面にはポケットもありペットボトルや三脚、スタンドが収納できる。
全面内側にもジッパー付きポケットがあり内部に仕切りもある。 ショルダーパットは、疲労軽減に効果がありそうな感じですが、特に凄いとは感じませんでした。(KATAの方が好みです)
<実際に使ってみて>
側部のハンドルは、車に積み込む時などなかなか便利なのだが、背面のハンドルは位置が微妙で使いづらい。普通の鞄のように上部にあれば使いやすい。背面のクッションは、無い方が良いと思う。(私は背負うことが無いので背面のクッションは無くても良いと思うし、ハンドルの位置も真上持ち上げる仕様の方が使いやすい。)
全面フラップを開けるには、特殊な金具をはずす必要があるが磁力を使った特殊なものです。片手で簡単にロックを解除できる優れモノ。フラップと鞄本体とは、この金具でロックできるしジッパーも付いているので場面によって使い分けできる。 内部の仕切りは、御覧の通り。ノートパソコンは15インチが収まります。透明なポケットもあり。 以前と同じような使い勝手だ。仕切りの剛性や細かなデザインに工夫が感じられ好印象。 使い始めは、生地やクッションの剛性が良いため機材を収めるのに固さを感じると思う。
<実際につかってみて>
仕切りのこのマジックテープは優秀。これを使うことで仕切りのアレンジの幅が広がります。フロントのワンタッチで外せる金具ですが、特に必要とか便利だなと思うことはありませんでした。バックの作全面サイドがラウンドしているデザインの為、収納力が犠牲になっています。GodoxAD300が2台並べて収まりません。(KATAのカメラバックだと収まります)
前面のポケットのマチが浅すぎるため、物の取出しがしずらいです。バンガードのバッテリーホルダーや予備単3電池を入れていますが開放口が広くないので出し入れしずらいです。
これまでのカメラバックには、ストライプはフックを使ってバック本体に固定していたがGW-PRO REDは、本体Dカンに直接縫製されている。これは、いかがなものかとも思ったが、考えてみればこれまでに外すことはなかったし不意に外れる心配が無い訳なのだから有りですね。 ジッパーは、信頼のYKK。
ショルダーバックを購入する際に、重要視するひとつが70―200㎜を付けたまま収納できるかということ。GW-PRO REDは、問題なく収納できた。
ざっくりですが、これだけの機材が入ります。ストロボを減らせばボディ2台が収まります。アクセサリ等こまごましたものも、まだまだ入ります。
ある日のカメラバックの中身。 車移動でスタジオ撮影。
レインカバーと三脚カバー?も付属。
<実際に使ってみて>
レインカバーの取り付けですが、背面のポケットの内側にマジックテープで固定します。カバー伝いに雨水がポケットの中に入ると思うのだがどうだろう? ショルダークッションですが、肩は痛くはならないけど滑ります。 雨にも弱そうな気がします。(KATAのショルダーストラップは、痛くもならないし滑らない。)三脚カバーは、この先も使うのだろうかといったところ
HAKUBA GW-PRO RED は、とても使い勝手の良いバック
ショルダーバックがメインの私にとってこれまでと同等の使用感をキープしつつ使うのが楽しみなカメラバック。 多少は、以前のカメラバックとの使い勝手の違いに戸惑いもありますが、質感が良いので不安なく使うことが出来る。 このバックがへたった時に同じシリーズが存在するのであれば悩むことなく買い替えることが出来るだろうが、もし、後継バックが存在しなければ、買い替え候補を探すのに苦労するだろう。