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2023-10-11

BENRO シアンバード 評価レビュー

BENRO(ベンロ) TCBC15FS20PROC シアンバード カーボン三脚、FS20PROC雲台 評価レビュー

BENRO(ベンロ) TCBC15FS20PROC シアンバード カーボン三脚、FS20PROC雲台を購入したのでレビューします。

一目惚れしてしまったBENRO(ベンロ)三脚、雲台の機能美 

ネットでトラベル三脚を探していた時に、「かっこいい」と一目惚れしたのが、BENRO (ベンロ)シアンバード。 雲台と三脚のデザインが、独創的で、実物を見たい衝動に駆られました。 ショップがない田舎故、購入するしか実物を見る手段がない悲しさ。

形状とサイズ

まず、BENRO (ベンロ)シアンバードのカーボンの模様にBENROのロゴがかっこいい。脚の形状が円筒ではなく楕円の様な異形でセンターポールに干渉しないデザインになっているのでとてもスリム。 ペットボトルと比べてみるとベンロ シアンバードのレバーロックのあたりの一番太いであろうところが220mmとペットボトルとほぼ同じ。  この状態で雲台を含め高さが430mm。 バックパックタイプのカメラバックの収まりがジャストでした!ちなみに重量は1kgちょいと軽いです。

センターポールのギミック 

BENRO (ベンロ)シアンバードのセンターポールの下部には六角レンチが仕込まれています。このレンチで脚の付根の調整をしたりすることが出来ます。また、ポールを分割する際にも利用します。ポールを分割し、短い方を使うことで開脚角度を広くすることが出来ます。

センターポールには1/4のネジ穴がある。

センターポールには1/4のネジ穴があります。 マジックアームを使いモニターやライトなどを固定することができます。 三脚側にも1/4ネジ穴がありますが脚の付根があたる為、直接マジックアームを取り付けることが出来ない場合があります。 そんな時には、パン棒のつまみを使う手段もあります。(画像4枚目参照)

開脚 地面を這うようなアングルも可能

BENRO (ベンロ)シアンバードの開脚は3段階。センターポールを短くすることで地面を這うようなローアングルが可能になります。

脚の固定はレバー式

BENRO (ベンロ)シアンバードの脚の固定はレバー式。 このデザインならレバー4個に指をかけて一気に解除できる。伸縮は、新しいからなのか、動きは渋い。 ちなみに、BENRO (ベンロ)シアンバードを含めて3台の三脚を所持していますが、すべてレバー式なのでナット式よりは安心感があります。
レバー式といえば、使っているうちに調整が必要になるけど、このレバーは調整の仕方が不明???

これ、好きな人にはたまらんでしょ~な。FS20PROC雲台

見るからにメカニカルでギミックが凝っているデザインのFS20PROC雲台。 プレートはアルカスイス互換。 スチルだけではなくビデオ雲台としても使える。 スチルメインだけどビデオ撮影でも使える強みが気に入りました。 パン2か所、自由雲台1ヶ所、チルト1っ箇所と可動範囲が多い。 パン棒には六角レンチが付いている。このレンチを使い3ヶ所のいずれかにパン棒を締め付け。このネジは、割と緩みやすいような気がします。(持ち運びには紛失に注意) パン棒は、付け根の角度にあわせて固定できます。 

耐荷重は4.5kg 想像以上に安定している

マンフロット055アルミ&BENROギア雲台との比較。 高さは御覧の通りBENROは1275mm。 BENROの脚が細く見えないのは幅の広い箇所が同じくらいのサイズだからです。 異形の脚が貢献しているのかたわみを感じることもなく安定。試しにD850とSIGMA24-105mmARTをのせてみた。 2kg切る位の重量となる。 D850には、L型のアルカスイス互換プレートを装着しているが、このまま雲台に固定できるのは嬉しい。 ボディとレンズに対して雲台が華奢に見えるが、ぐらつきも無くがっちりと固定できている。 ただし、カメラを水平方向に向けての話。 レンズを下方向にするとボールマウントがホールドしきれない為、お辞儀してしまい構図の固定ができません。 ビデオ撮影もできない事はないだろうがチルトする際には、パン棒を握る指に重量を感じます。ガッチリ撮るなら軽量な機材の方が好ましいと思います。

専用ケース付き

デザインも使い勝手も良い専用ケース付き。 ストラップも付いているので、持ち歩きの際には肩掛けもできます。 BENRO シアンバードは、ライトスタンドと比べてみればお分かりの通りスリムな故にバックパックのカメラバックへ(VANGUARD VEO SELECT 45M)の収まりも良い。これはケースを利用しない場合であって、ケースに入れてしまうと収まらない。 

BENRO(ベンロ) シアンバードは、3展開

BENRO シアンバードは、3展開。
TCBC15FS20PROC(カーボン三脚+ビデオ&ボール雲台)
TCBA15FS20PROC(アルミ合金三脚+ビデオ&ボール雲台)
TCBH15N00P(カーボン&アルミ合金のハイブリット三脚+ボール雲台)

軽量で使いやすい 積極的に持ち出したい

トラベラー三脚として割り切らなければならないところもあるが、想像以上に安定している。 荷重4.5kgながら華奢な雲台なので、軽量な機材が好ましいところだろうが、私が所有するボディはD750、D850。 レンズを含めると決して軽くはないけれど、BENRO シアンバードが使えないかと言えば全くそんな事はない。 物撮りはお辞儀をしてしまうので厳しいが、下方アングルを使わない撮影場面なら使えます。 いざとなればビデオ撮影もできる。 トラベル三脚というコンパクト設計ながら使える三脚だと思っている。 軽い三脚を積極的に気軽に持ち出して楽しみたいそんな気持ちにさせるのがBENROシアンバードだと思っている。 
あと、所有する喜びというか・・・コレクション(笑)

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