プロレス撮影について思う事

プロレスをリングサイド撮影する機会があります。
会場は屋外だったり体育館になります。
過去にもプロレスの話をしているので内容が被っているとか、感じ方が変わっているかもしれませんがあらためてプロレス撮影について書いて行こうと思います。

撮影当初は、派手なとび技を好んでいましたが最近は組技で険しい表情のものを狙っています。
汗いや・・・毛穴が見えるくらい男臭いやつで息遣いを感じられるものw
動きを予測してリングサイドを動き回りシャッタを切っていますが、現実はなかなか難しいです。
モデル撮影とは違って、立ち位置やポージング指定できないしね。









照明が暗いのは地方体育館の悩みどころです。
シャッタースピードは600以上、ISOは8000の設定でも暗い時があります。
スポットライトを浴びた試合を撮りたい!
野外は、日差しが強すぎたり、雨だったりと難易度が高いことが多いです。
それはどうしようも無いということで諦めていますが、黄色いマットの照り返しが悩みどころ。
レスラーの肌や衣装に、黄色が・・・。

記録写真ということも意識しています。
どこで試合が行われたのか、どのくらいの動員数かなど写真で判断できるように撮影。
どこでは、会場の特徴的な何かを構図に入れ込むことで分かりますよね。
この写真は、お祭りでの興行です。 鳥居を入れて引き構図。 屋台が出店していてお客も多いけど客層がちょっと違うようにも感じます。

SNSに使うのは、興行やレスラーのPRになるような写真を選んでいます。
試合中の激しいファイトが撮れた!けど、表情が・・いわゆる変顔となっていることが少なくありません。 激しくぶつかり合うので致し方が無い。 迫力がある写真に興味を持ってくれる方もいるかもしれませんが、変顔ではレスラーさんに申し訳ない。 などなど、色々と難しいのです。