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2022-05-31

初めて作るコスプレ用甲冑

以前からモンハンをイメージした撮影をやってみたかったのです。
衣装は?モデルは?撮影場所は?と難関を乗り越えて思いを実現することが出来ました。
モンハンコスをやってみたいけど衣装は作れないという話の流れから、衣装はこちらで用意するという予想外の展開。
過去に、造形はしたことがあるけど着ることが出来る造形は初めて。
その工程を紹介します。


まずはトルソーを購入しモデルさんのサイズに合わせてタオルなどを巻いてサイズを調整。
段ボール、コピー用紙、アルミホイルで立体化。
それを元に、コスプレボードで造形。
表面の加工は、半田ごてで模様を作ったりルーターで削りだしている。
首元のパーツも、削りだしたもので粘土は一切使っていません。

背中には背骨のような表現を追加。(これもコスプレボードを削って作りました)
コスプレボードハードタイプ5mmをメインに使用。


ボンドはG10。大量に使いので缶入りを購入してオイラーに移し替えて使っています。

スリンガーも箱組みしてから削り出しています。
ブーツは、合皮のブーツにコスプレボードを張り付けて改造。

脛のところは、サンペルカを使ってみました。個人的には、コスプレボードハードタイプの方が使いやすいですが、サンペルカの方が安い。
右は、塗装した完成品。
メインのグレーと骨のところはペンキ。それ以外は、ダイソーで買ったアクリル塗料。
下地にはジェッソ黒を使用。

表面処理の削り出し使ったルーターは、今回の造形の為に購入。
ドレメルも持っていますが、ALLROSというアマゾンで購入した安価なルータをメインで使いました。
一度使いだすと20分位の連続使用を日に何回もという酷使にも拘わらず問題なく使うことが出来ました。作業は面白かったけど、削りカスが凄かった。(大きな箱の中で作業したので部屋中に散らばる事は無かったけど)

見た目は何とかなるとは思っていたけど、なにせ初めての着る造形。
関節のところとどうやって着て固定するかがポイント。
まあまあ、うまくできたと思います。
普通、撮影したいからって造形までやるかって思いますよね。
出来れば撮る専門でやりたいけど、必要であれば作ります。私は

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