2022-02-26
ピンスポット的なスモーク撮影
今回は、少し凝ったスモーク撮影。
背景にスモークを回すのではなく首元からだけスモークを演出する技法を考えてみた。
使用するスモークマシンは小ぶりなもの。
リキッドは、ヘビータイプ(スモークの持続時間が長い)です。
どのようにして部分的にスモークを演出するか?
今回は、衣装の内側にホースを仕込んでみました。
首のあたりには20mm、袖には10mmと使い分けています。
胸元に仕込んだ20mmのチューブからスモークを噴射。
10mmだとこんな感じにはなりません。
ちなみに20mmのチューブの先端にはさらに加工を施してますとだけ言っておきます。
襟元には、10mmのチューブを使っています。
スモークの勢い次第では、こんな感じになります。
噴霧の方法ですが、スモークマシンに直接チューブを付けるのは故障の原因となる為、推奨されていません。
やってできない事はありませんが、熱くなるため注意が必要です。
また、噴霧の勢いの調整が難しいので違う方法を考えた方が良いと思います。
例えば、こんな方法で!
大き目の袋とチューブを用意します。
袋に穴をあけ、チューブを差し込みスモークが漏れないようにテープなどで固定。
袋にスモークを充満させて素早く口をふさぐ。
袋をぎゅっと押すことでチューブからスモークが噴霧されます。
力加減で噴霧の勢いをコントロールできるし、複数のチューブから同時に噴霧が可能です。
袋にスモークを充満させてからの作業を手際よく行うことが重要です。
スモーク撮影の時にあれば便利なブロワー。
今回は、先日購入した小型の電子ブロワーを持ち込みました。
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